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43: by on 2013/11/19 at 12:11:17

要約ありがとうございます。参考になりました。
ところで、要約中に出てくる「鈴木さん」ですが、「水野さん」の間違いですか?(笑)

45:Re: Re: タイトルなし by Ishida Futoshi on 2013/11/19 at 16:04:37

> まことに申し訳ございませんでした。
> 平成13年11月19日 15:47
> 「鈴木さん」から「水野さん」に訂正いたしました。
>
>
> しかし、コメントが来るとは光栄です。
> しかも、今週Amazonで7冊売れました(感謝)
> これも、「非常識な本質」の興味深いコンテンツのおかげです。
>
> 水野さんは本当にカッコいいですね。
> ますますのご健勝をお祈り申し上げます。

要約/水野和敏さん/非常識な本質/ヒト・モノ・カネ・時間がなくても最高の結果を創り出せる

目的を決めれば行動が決まる。後は責任を持つだけ。

「クルマの世界」という特殊論の物語ですが、一般論として理解できます。
この本と語り合うと、「常識って何?」「そもそもどうなればいいの?」「その為にどうすればいいの?」ということを考えるきっかけを与えてくれます。
また、世界を相手に実績を出した「マネジメント」と「ブランディング」が手に取るようにわかります。
感覚的な理解が具体的な確信に変わる瞬間を体感できる書籍です。


記憶」と「知識」と「感性」と「想像
これで、ありもしない未来を創造する。
これが、人の存在理由。

周りの人にすれば非常識かもしれないけど、本当にやりたかったこと、本当の自分の希望は、常識の壁をぶち壊した先にあります。
そこには、あなたの未来を祝福するカギ・・・「本質」が必ず潜んでいます。

ポルシェを超えた世界初のマルチパフォーマンス・スーパーカー日産GT-Rを創った男が語る!
「ヒト・モノ・カネ・時間」がなくても最高の結果を作り出せる「非常識な本質」

日産GTR

日産で普通のクルマの設計しかしていなかった水野さんが、
「来年からレースチームの監督をやってもらいたい。ただし、惨敗しているこのチームは、今季勝てなかったら解散する」という辞令を受けたそうです。

こんな辞令を受ける人ですから、能力の高い尖がった人だとは思うのですが、水野さんは今までにない方法を取りました。


目的:レースで勝つ

結論:決して人真似をしない
つまり、全て自分で考え行動しその責任を取るということです。

行動:
1. 通常250人程度の分業「組織」で行う開発を、たった50人のチーム体制で、それぞれが開発とレースを兼任
2. 予算なども、親会社からの指示を避け、完全な自主管理ができるよう競合他メーカーチームの3分の1という破格の低予算

予算も人も極端に少ない代わりに
チームメンバー全員に今までにないほどの、権利責任、そして発言権を与えた

結果:
参戦したその年から、チャンピオンを連続して勝ち取る、向かうところ敵なしの世界最強チームとなった。


レースに勝つための組織づくり

1位になりたかったら、他人の思いつかないことをやる!
常識:経験のないことを任されたときは、普通最初に「情報収集」と「教えを乞う」です。
しかし、経験者から聞ける話は過去の話です。
1位を目指すなら、自分で考え、他人の思いつかないことをするしかありません。

水野さんの出した答えは、予算もチームも大幅縮小。
これは、水野さんの「満たされた『ヒト・モノ・カネ・時間』は組織を崩壊させる」という信念からです。

人員削減の理由/250人を50人にする。
仕事量は増えますが、権限が5倍に増えることで、自分で考え行動するようになります。
結果、「やり直し」「修正」「連携不足」が減り、精度のアップにつながりました。
※人は任されると、自分で頭を使って行動し改善していきます。

次に、50人を超えると、それを束ねるための管理職が必要になります。
当事者意識のない管理職が入った途端に、組織の一体感が大きく崩れはじめ、悪しき縦割り組織になっていくのです。
目的合理性を考えるのであれば、組織拡大管理重視よりも、50人程度で管理職のいないチームにした方が良いのです。
※「こういうときには、こうすべき」という常識に沿って仕事を続けていると、仕事そのものの本質、やっている意味を見失ってしまいます。
しかし、物事の本質を見極めて仕事に取り組むことができると「ヒト・モノ・カネ・時間」は半分ですむし、倍の結果を生むことができるのです。


レースに勝つためのクルマの性能

「レースに勝つには、やはりパワーのあるエンジンを搭載した軽くて速い車が絶対に必要だ」と考えます。
これがレースの世界の常識です。

しかし、実際のレースでは、馬力があれば勝てるものではありません。
それは、車の大きさ、重量、ガソリンの量等、一定の規制があるからです。
つまり、規格の中で、エンジンの馬力を上げて最速のクルマをつくると、壊れやすく燃費の悪い車となり、耐久レースでは勝てないのです。

例えば、富士スピードウェイ(静岡県御殿場にある日本の代表的なサーキット)で、サーキットを一周走るクルマの本当の姿を分析すると、最高出力、最高速度で走っている区間は、全体の18%しかありません。
残りの82%の区間で相手より速く走れるクルマをつくることがポイントなのです。

つまり、レースで勝てるクルマをつくる秘訣は、最高出力や軽量化による最高スピードの競争ではなく、アクセルを戻して半分しか踏まない状態でいかに早いクルマをつくるかです。
これが、レーシングカーに求められている勝つための本質だったのです。
この視点と実行で水野さんは、参戦一年目でチャンピオンを獲得したのだそうです。

「こんなことを考える人がいない」ということは、多くの人が「思考の盲点」に陥っているということです。
逆に言えば、そうした盲点にこそ、他人からすれば非常識だけど物事の本質が隠れているのです。



レースに勝つためのピットありかた

視点を変えてタイムを縮める/レースを俯瞰してみる
クルマのスピード以外でタイムを縮める方法・・・


まず、「ピットの効率化」

例えば、富士スピードウェイを前年1分20秒で走りました。
今年は2秒上回る1分18秒に上げたいと考えたとします。

限界まで追い込んだタイムの2秒短縮はとんでもなくリスキーなのです。
つまり、この2秒のために、タイヤの垂れ、ブレーキの摩耗、ガソリン不足、クルマが壊れるリスクが増えていくのです。

ここで視点を変えて、それまで50秒かかっていたメカニックのピット作業を30秒に短縮できたらどうでしょう。
ピット作業は経費ゼロ、リスクも発生しません。
目的合理性にマッチしています。
その為に、エンジニア、メカニック、ドライバーの業務と責任を明確に分ける。
分ける物差しは現在と未来という時間軸
未来を創造して次のための仕事をするのがエンジニア
今あるものをベストの状態にして結果を出すのがメカニックとドライバーという具合に、はっきりと仕事の領分を決める。
必要なときに必要な行動をできるようにする。
こうすることで、「最高の効率」でレースを組み立てられる。

人の能力は、自ら頭を働かせるところにあります。
いわゆる自主性と選択肢、権限とその結果に対する責任。
これが、ピット作業の時間短縮へ向けた最初の一手です。


次に「チームを育てる」
いちばんデキる人間に作業させない
目的は、ピット作業のスピードアップ。

そのためには、トップメカニックに部下指導を依頼する。
つまり、自分が選んだ4人のメカニックを鍛錬させ育て上げる
結果、半年後には4人の人間がトップメカニックの技術を覚える
トップメカニックの役割は、現場の作業遅滞の原因を探り、全体のバランスを素早く整え、打開策を考える。
そうすることで、若いメカニックも成長するし、無駄のないチームが育つ。

モチベーションは「お前たちがピット作業を5秒早くやってくれたおかげで、ドライバーはペースを5秒落とせたし、ガソリンやタイヤ、ブレーキもセーブすることができた。だから、今日のレースで勝つことができたんだ」

最後に「新しい仕事をつくる」
敢えて、一番後ろに下げられたトップメカニックは、教えるだけでなく、いろいろなことを提案するようになってきます。

リーダーとしての新しい仕事が作られていくのです。

「新しいジャッキが売り出されました。それを試してみたくて、そのメーカーとコンタクトを取りました。今度のレースにメーカーの人を連れてきますので、ピットパスを3枚もらえませんか」

自分からメーカーにまで行って、世界最新のツールを手に入れようとしているわけです。

こうも言ってきました。
「アクシデントが多いスタート前後と、レースが落ち着いてきた時でピットの中の部品と人の配置を変えましょう」

これが勝てるチームなんです。
かつてサラリーマン仕事と揶揄されていた人が、たった一年で仕事に取り組む意識が変わり、大きく変身していったのです。
半年前まで「日産チームはサーキットでサラリーマン業務をこなしている」といわれていました。
それが、各自に裁量権が与えられたら、その年からレースでチャンピオンを獲得し、三年後には全戦全勝するようになっていったのです。
これが、人が持っている本当のパワーです。


レースに勝つための試合運び

レースで勝つということは、トップドライバーの指示でレースが進行するのではなく、チーム全体として最大の効率を発揮して仕事をすること。

理由:ドライバーは目の前を走っている車と掲示板に表示されている自分のポジションしか見えません。つまり、レース全体の流れやライバルの状況を掌握できない。

ところが、監督は「トヨタがガソリンを使いすぎている」「ジャガーのタイヤが擦り減って、もう限界だ」「ポルシェがブレーキの摩耗でペースを落とし始めた」と全体の流れを掌握できる。
トップを争っていたライバルがトラブルを起こしてよれて来た時、勝つためにトップでぶっちぎる必要はない。
その車の後ろにくっついて相手がつぶれるのを待った方が、自分のクルマも長持ちするのです。
しかし、そういう判断はドライバーにはできない。
なぜなら、ドライバーは相手を抜きたいから・・・

目的はレースに勝つこと
だから、水野さんはドライバーに「エンジンは何回転で、スピードを何キロに抑えて、どの車の何メートル後ろにつけろ」というポジショニングや走り方まで細かく指示をだしたそうです。

※トップドライバーとしては面白くないでしょう。「誰がレースをしていると思っているんだ!過去の実績を見てみろ、俺を信頼しろ」
しかし本当に大事なことは目的を達成すること。


できる人がやりやすいような環境をつくるのではなく、目的を達成するためにどうすればいいのか、「できる人が気持ちよく動ければ良い結果が出る」というだけではマネジメントの放棄です。


目的を決めれば、行動が決まる。

全ての行動は目的を達成するための要素である。
その行動の理由を説明し、理解させ組織として行動する。
その指示の向こう側にあるものを察知して行動し進化させる人材を創る。
これが、常勝軍団つくるポイントです。

つまり、目的を決めマネジメントすることが重要なのです。

今回は目的が決まれば行動が決まるという視点で読みましたが、本当にいろいろな視点で参考になります。

【人材活用】
「エリートほど使えない」理由は、優等生はそれまでの実績や今あるポジションを失いたくない、だから思考がネガティブトークのオンパレード、対してアウトローは捨てるものがない。捨てるものがない人材に目的志向を与えて束ねる。
これが人材活用の「非常識な本質」

【成功の確信】
「ヒット商品は99%の反対から生まれる」理由は、新しい商品やヒット商品は発想が過去や現在の常識に留まったままの社内の人間が反対するからこそ生まれる。

【職人の活用】
「俺は時速300キロで走る車内で、恋人と会話を交わしながらポルシェを抜き去るようなクルマをつくりたいんだ、そのためには、お前らが今からポルシェ以上の精度を持った車をつくってくれないと困るんだ。お前ら、それを受けるのか、受けないのか!それをつくれないのなら、この話は別の会社に持っていく、今ここで返事をしてくれ」P162
開発責任者が現場に行って職人にあえて喧嘩を売ったシーンです。
喧嘩を売った理由。それは彼らのプライドの検証。
ビジネス書というよりも、物語です。

【日本人の本質】
同じ職人でもヨーロッパのクラフトマンシップと日本の匠とでは、その意味するところろが違っています。
クラフトマンシップとは、そもそも職人が自分の技量の優秀さを支配層である王侯貴族に認めてもらい、パトロンになってもらい、自分の地位や名誉を上げることを意味しています。
一方、日本の匠とは、自分の作品を買ってくれた人の孫子の代まで使ってほしいという思いを込めて作り上げるもののこと。その根本にあるのは「おもてなしの心」これが、効率だけではない日本人ならではの「匠の技」の本質なんです。
そして、匠は人の喜びを自分の進化と感じる心を持っています。P234


ブランディングの物語なんて・・・
きりがないのでこの辺にしておきます(笑う)

いろいろな視点で何回も楽しめる、本当にためになる本です。





水野さん本当にありがとうございました。
最後までありがとうございました。

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普段からよく妄想はしていますが・・・(笑う)

考えぬく!



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43: by on 2013/11/19 at 12:11:17

要約ありがとうございます。参考になりました。
ところで、要約中に出てくる「鈴木さん」ですが、「水野さん」の間違いですか?(笑)

45:Re: Re: タイトルなし by Ishida Futoshi on 2013/11/19 at 16:04:37

> まことに申し訳ございませんでした。
> 平成13年11月19日 15:47
> 「鈴木さん」から「水野さん」に訂正いたしました。
>
>
> しかし、コメントが来るとは光栄です。
> しかも、今週Amazonで7冊売れました(感謝)
> これも、「非常識な本質」の興味深いコンテンツのおかげです。
>
> 水野さんは本当にカッコいいですね。
> ますますのご健勝をお祈り申し上げます。

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